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【calmeコラム】第3回「ルーシャはみんなの嫁」担当:木緒なち&p19

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木緒でございます。暑いですね! この時期ともなると夏のお祭りに向けて皆様準備などされている頃合いかと思いますが、僕の方もご多分に漏れず、各所のお手伝いなどで東奔西走しております。しかし印刷所の方って本当に凄い……ですよね。何をどうやったらこんなスケジュールで本ができあがるの? みたいな極悪日程の中でも、きちんと本やグッズが仕上がっている様子を見ると、何かしらの魔法をかけているとしか思えないぐらいです。MPが切れたらどうするんだろ……。

冒頭から不安極まりない話題ですが、『KARAKARA』の話は一転して可愛らしい内容です。今回はメインヒロインの1人、ルーシャにスポットを当ててみます。

以前から何度か申し上げているように、この『KARAKARA』の物語はp19さんの描いた一枚のイラストから生まれました。背の高い女の子とちっちゃい女の子、そのちっちゃい方がルーシャとなったわけですね。

当初はこのルーシャ、雰囲気からクールな子として描いていました。あまり喋ることもなく、淡々とレオンの手伝いをする女の子。(おっさんなら宇宙戦艦に乗ってるルリルリを思い浮かべるとよかんべ)それはそれで小動物的な可愛らしさはあっていいのですが、実際にシナリオにして書き始めるとセリフのほとんどが「…………」になってしまう。せっかく可愛い声を乗せていただくのにこれはいかんと思い、プロローグまで書いたところで全部書き直し、もっともっとよく喋って世話焼きで、しっかり者だけど恐がりでレオンとふたりっきりになると途端に甘え出す、皆さんから「俺の嫁!」と言っていただけたあの可愛い生き物が生まれたわけでございます。いやあ、書き直してよかったよかった。

こんな風に、実際に書いてみてシナリオが動きにくい時は、キャラから見直すと案外うまくいくことがあります。お話はキャラが作る物ですから、うまく動かない時はそれを動かしているキャラに原因があると思った方がいいわけですね。

まだ文字数があるようなのでおまけの話をひとつ。本編だと1話と2話の間に多少の時間があるように作られておりますが、実はこの間でも、ルーシャはあれこれと理由をつけてはレオンに甘えております。で、今手元にその辺のシーンをまとめたメモがあったりするのですが……これはまたどこかで何かの形として出したいものですね。書いていて言うのもなんですが、可愛いですよ、この子は。(隠そうともしない親バカ)

さて、前回はこの辺りで料理の話をしました。なので今回も料理の話をします(※雑な振り方ですみません。コラムの〆切が超ヤバいんです)。
僕はクラムチャウダーが好きです。そんな僕がこれまでに食べた中で最もおいしかったクラムチャウダーの話をしようと思います。

あれは4年前、あるシナリオライター氏の取材旅行に同席させてもらい、カナダの東北部、プリンス・エドワード島に行きました。その中心地、シャーロットタウンに到着した時、日は既に暮れて夜になっていました。旅行の案内役の方が現地版の食べログ的なアプリで調べた結果、シーフードを出してくれる飲み屋が評判だと聞き、そこへ向かいました。賑やかな店内、ロブスターや牡蠣と共に、僕は迷わずクラムチャウダーを頼みました。程なく出てきたそれは、すり鉢状のオシャレな器に少量だけ入ったものでした。もっと景気よくボウルで出せよ、ボウルでと日本語で文句を言いつつひと匙すくって口に入れた瞬間――。月並みな表現で申し訳ありませんが、すべての不満が吹っ飛ぶほど、クリーミーで芳醇な素晴らしい味でいたく感動いたしました。あれを超えるクラムチャウダーには、4年経った今でもまだ会うことはできていません。~おわり~

特にオチも無いままの食べログレポートで恐縮でございます。次回第4回はキャラの掘り下げ第2回ということで、アイシアの回にしたいと思います。ではでは、どうぞ次回までお元気で。

以前の記事はこちら。
■第1回「『KARAKARA』今月発売!」担当:木緒なち&p19
■第2回「KARAKARA発売、萌えは世界を救う」担当:木緒なち&p19

関連リンク
calme
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